管理会社とその担当者を上手に使いましょう!!
管理会社との委託契約がきちんとなされているのであれば、後はこの管理会社担当者と管理員を上手に使うこと(若干語弊があるかもしれませんが)が重要なポイントとなります。
当然でありますが管理会社の担当者はマンション管理組合の運営についてのプロ(そうでない場合もありますが)ですから、何か判らないことがあれば納得の行くまで質問してうまく活用してください。
チェックしておくべきポイントとしては以下のものが挙げられます。
1:毎月の管理費等の収納状況の報告はなされているか?特に理事長や役員は報告書のチェックが必要です。
2:滞納者リストは報告されているか? 早め早めの対応が物を言います。
3:経費の支払いにつて理事会の承認を得ているか? 理事長個人だけで承認していないか?事前の理事会での承認が必要です。
4:会計の帳簿はきちんと保管・整理されているか?
5:年度終了時に速やかな収支決算の素案が提出されているか?総会が2ヶ月(3ヶ月)以内の開催と規約に規定されているはずですので、十分に検討する時間と余裕があるか?
6:5と同時に予算案の提示がなされているか?
7:理事会や総会の開催支援は十分に行われているか?(特に開催頻度と議事録の提出)
8:長期修繕計画案の提示や見直し案の提示はなされているか?
9:各種設備の点検報告書やこれに基づく適切な改善提案はなされているか?
他にもチェックスしておいたほうが良いものもありますが、特に上記についてはしっかり確認しておくべきです。
この辺がしっかりできていれば組合の理事会としての機能が十分に果たされていると考えて良いでしょう。
次回は管理会社担当者を上手に使う秘訣について解説します。