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熊本市にある分譲マンションの実態と今後の課題とは!? その2

今後の課題として挙げられるものとは!?

熊本市の場合、その多くが単棟型(1棟のみ)であり約90%を占めています。また空き家が0以上~10%存在するマンションが78%と大半が空き家があるものの、戸数としては然程多くない状況のようです。また、熊本地震後の耐震診断の進み具合を見てみますと、耐震診断を実施したところが17%と以外に少なく未実施との回答が74%とまだまだ多くのマンションにおいて耐震診断を実施していない様子が見て取れます。

この様な空き家の活用として「民泊」を考える区分所有者は多くないのでしょうか?この辺をどうするのか?許可するのか、許可しないのか?何れにしても対応が必要です。

多くのマンションであの様な巨大地震は暫くはないだろうとの見方が多いのか?それとも対応しようとする組合が少ない(関心がない?まとまらない?)ようです。大丈夫でしょうかね。

加えて「大規模修繕工事の実施」については熊本市内に存在するマンションの多くで1回以上実施(経過年数は別にして)がされており、人まずは安心でしょう。もちろん個別に問題はあるとは思われますが・・・・。加えて長期修繕計画の有無も重要な課題です。7割のマンションで長期修繕計画があるとの回答でしたが、残りの3割については計画すらない状況であるということです。自分の資産価値が目減りしていますよ!!と声を大にしてお伝えします。

組合の運営上の問題としては、総会についてはほぼ問題がないようですが「理事会の開催状況」についてはやや問題がありそうです。毎月開催しているところが28%、隔月開催が23%と半数のマンションは問題はないでしょうが、残りの47%はこれ以外(3ヶ月に1回未満)でこれで管理組合としての昨日が果たせるのか?大変疑問です。

その他として管理規約改定の実施ですが、62%のマンションで規約改定が「あり」としており、「なし」の31%に比べてある程度は評価されるものと思われます。とは言え残りの31%のマンションでは建てられた時のままで一度も改定していないということなので、「大丈夫でしょうか?」と余計なお世話をに焼きたくなります。

現状に合った管理規約に改定することをお勧めします。

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