どのような結果が生まれてくるのでしょうか?
結果として「良好なコミュニティ形成」が出来ていないと、その資産価値に悪影響を与える可能性が高くなります。
たとえば、共有部部の使用方法などがきちんと徹底されていなければ、手入れもしないことになり、そこは簡単に汚れて、経年劣化の度合いも早く進んでしまいますし、修繕の頻度も当然ですが高くなり、修繕積立金の消耗度合が早くなります。
そうなれば、修繕積立金の不足が早まり、金額の改定も早くしなければならなくなります。さらに外壁などの大規模修繕工事等の実施のタイミングさえ早くなってしまうということになりかねません。
その話し合いさえ進まなければ・・・・。
加えて、大規模修繕工事を必要なタイミングで実施するには、事前に管理組合の中で活発に議論され、一定の合意形成が必要となりますが、その議論さえスムーズに進まなくなってずるずると意思決定が先延ばしになって、適切な修繕工事ができなくなるおそれがあるという訳です。
当然ですが見た目も悪くなり、もし仮に資産として売却しようとしてもそんな見た目の悪いマンションの部屋がそんなに高く売れるはずもありませんよね?
「良好なコミュニティ形成」を怠った結果、自らの資産価値を減らしてしまうという誰も望まない成果を得ることになってしまいます。