前回に続きマンションの高齢化についてその参です。
マンションの高齢化は居住者だけではありません。
そうです!マンションの建物も高齢化が進み、経年劣化が進んでいるということになります。
この問題にはどう対応すればよいのでしょうか?
長期修繕計画は適宜修正更新されているか?
以前にも記載しましたが、管理組合がきちんとしているところは長期修繕計画もきちんとなされていると思われます。
これならば問題は少ないでしょう。
自身のマンションの維持管理が適正ならその資産価値は適正に維持されていることになります。
そうでないなら、直ぐに対応しなければなりません。
できるだけマンション建物の経年劣化を遅らせてその寿命を長く持たせ、いつかは訪れる立て直しや解体の時に居住者が納得してその時を迎えられるようにしたいものです。
そのためには、管理会社の適切な管理、管理組合と管理会社の連携、居住者間のコミュニケーションがこれまで以上に重要になってきます。
マンション管理は非常に多岐にわたり複雑なため、専門知識が絶対的に必要です。
居住者だけでは組合運営は難しく、負担も非常に大きくなります。
専門家である「マンション管理士」を活用しましょう!
マンション管理士の一番の仕事は、
1:管理組合側の立場に立ってマンションの管理状況を把握、様々な問題の解決策を組合に提案すること。
2:管理会社との管理費削減の交渉し、管理組合運営のお手伝い、様々な情報の提供や対策のアドバイスをすること
なのですから、使わない手はないでしょう。管理組合や居住者の強い味方になるはずです。