ゴミ出しマナーについて
この問題も多くのマンションで耳にします。
一番多いのが「ルールを守らない住人がいる」というもの。
各自治体において細かいゴミ分別についての細かいルールがあり、これに沿うようにマンションのゴミ出しのルールが規定されています。
各ゴミを出す曜日や時間帯、分別の種類、袋についての細かい指摘、etc・etc・・・・・・。
マンションには様々な人が居住しており、中にはゴミの分別について無関心な方も居られるようです。
ですが、そこはキチンと守ってもらわなければ困りますよね。
集合住宅に居住する以上最低限認識していてもらいたいところです。
ではどうすればその守らない人がルールを守ってゴミ出しをしてくれるようにするのか?
結論としては互いの話し合いしかありません。
組合と居住者どうしで現状認識確認、互いの譲れる点譲れない点、管理組合の規約の見直しでそれぞれの言い分が改善されるならそれが一番良い訳です。
とはいえ、多くの場合規約を改正するには総会決議が必要ですし、十分な話し合いの為には時間が必要となります。
規約は基本的に多くの問題に対応できる内容になっているはずですが、細かい点で柔軟な対応ができているかは疑問です。
例えばゴミ出しの時間については「管理員の就業時間内(9:00~17:00)に限る」となっている場合などがあります。
「ゴミ置き場の清掃や点検の際に管理人がチェックする必要があるため」との理由です。
パッと見ではもっともな理由に見えますが・・・・。
住民の中には夫婦共働きで二人とも7:30ごろには出勤してしまっていたら・・・。
この夫婦に悪気はなく、出勤前にゴミ置き場にゴミを出しているのにすぎません。
問題は規約の方にあります。
大事なのは管理員在勤時間内にゴミ置き場の清掃点検をすることですから、ゴミ出しの時間は在勤前でも全く問題ないはずです。
この場合は、ゴミ出しの時間をゴミ収集車が来る前までにとすれば問題はありませんよね?
ゴミ置き場の清掃・点検・チェックはその後にしかできませんので誰にも迷惑は掛かりません。
このように規約は杓子定規になっている場合がありますので、柔軟に対応できる内容にする必要があります。
自分のマンションの規約一度見直してみたらいかがでしょうか?
マンション管理士がお手伝いしますよ!!