ペット飼育に関するもの
これは多くのマンションで耳にする問題です。
管理規約にはキチンとペットに関する規約が記載され散るはずですが、なかなか守られていないことが多い様です。
基本的には規約を守ることが第一ですが、入居者の現状を勘案して対応するしかないでしょう。
特に高齢者であるとか、心理的な影響があるとか、身体障害者補助犬とかについては考慮すべきと思われます。
容認する場合も内緒で飼育することが無い様、期限を切って許容する(一代限り)とかきちんと飼育ルールを制定する必要があります。
考え方として、ペットを失くす方へ向かうのか?容認する方向へ向かうのか理事会・総会での話し合いが必要です。
「建物の不具合に係るのトラブル」
1 「水漏れ」が (18.7%)
2 「雨漏り」が (10.1%)
水漏れは原因箇所と被害箇所との話し合いになりますが、多くの場合保険の対象となっている場合が多いので保険会社に相談ですね。
「雨漏り」はまずは、管理組合が代表して建物を建設した建設会社との話し合い、その後保険会社との話合が必要です。
建物の瑕疵としてのものか?あるいはそれ以外なのか?原因の究明を含め専門家に相談すべき事柄になります。
保険の対象となる場合もありますので、管理組合は対応が必要です。
その他のトラブルには?
「費用負担に係るもの」として
、「管理費等の滞納」等があります。
管理費等(駐車場代・修繕積立金を含む)の滞納状況として、これらを3ヶ月以上滞納している住戸があるマンションは 24.8%あります。
これらに対しては管理会社と連携して滞納先への対応が必要です。
出来るだけ早い時点での督促(法的な手段を含め)が回収の実績を上げる秘訣と思われます。
滞納金額が上がれば上がるほど回収が困難になります。