国土交通省 平成30年度マンション総合調査結果 によりますと・・・・。
マンションにおけるトラブル(過去1年間)の発生状況として
1 「居住者間の行為、マナーをめぐるもの」( 55.9%)
2 「建物の不具合に係るもの」( 31.1%)
3 「費用負担に係るもの」( 25.5%)
が上位3位になっているようです。
逆に「特にトラブルは発生していない」( 23.2%)
約1/4が今のところトラブルはないとの回答があります。
1 の具体的内容については、
①「生活音」が 38.0%
➁「違法駐車」が 19.0%、
③「ペット飼育」が 18.1%
①のさらに具体的内容は、
上下左右に他の住民が住んでいるマンションは完全に防音することは無理があります。
なかでも「子供の足音がうるさい」「テレビのボリュームが大きい「洗濯機の音がする」「壁を叩く音がする」等の生活音に関するものが多い様です。
お隣や上階の住人が若い世代の場合、子供たちが走り回ったりするのは止むを得ないことです。
とはいえ、親としては周りや下の階の住人にも多少は気を使わないといけないでしょう。
こども達だけなのか?やや怪しいこともありますが、夜の時間帯などは子供達に暴れたり運動会のようなことはさせない様にしたいものです。
もちろん、大人は更に気を付けましょう。
また、TVや楽器の演奏等の音量も本人は気持ちの良いものでも周りにはそうとは限りません。
単に騒音に感じて迷惑だったりします。
人それぞれ騒音に対する感度はまちまちですので、ある音に対する許容範囲は異なって当たり前です。
ここがトラブルの元なのです。
本人にとっては「これくらい大丈夫」と感じていても他人からすると騒音に聞こえることは多々あり、感覚の違いによりなかなか折り合いがつきません。
「隣の部屋がうるさいから同じようにうるさくする」といった悪循環も生まれやすく、長期的なトラブルに発展することもあります。
長くなりましたので続きは次回以降で