マンション管理組合に確実に訪れる住民の高齢化
新築の頃(入居後すぐ)からマンション年齢は上がっていきます。
時間の経過は誰にも止められないからです。
当たり前のことですが、マンション年齢を実感として持たれている方は左程多くはないでしょう。
ましてやまだ新築から10年もたっていないような新しいマンションなら尚更です。
マンション年齢より自分の周りの事や家族の事が優先順位が高く、気にすることもほぼないからです。
とはいえマンション年齢だけでなく居住している住民さん達も同時進行で年齢が上がっていきます。
正直なな話、歳をとったとはあまり思いたくはないですし、そんな暇もないですよね。
10年後のマンションは?個人個人の住民・家族はどうなっていますか?
こう考えてみたらどうでしょう?
新築マンションに入居した時、お子さんは幾つでしたか?
保育園児?小学生?少し高いと中学生くらい?
それが10年たてば・・・・・・・。
保育園児だった子は小学高の高学年から中学生、小学生だった子は最低でも高校3年生、中学生だった子は・・・・・すでに立派な社会人になっているはずですよね?
子供の成長は早いものであっという間に大人になってしまいますし、独立して家を出ていく子も多いでしょう。
当然入居して来た頃とは家族構成も、生活基盤も変わってきます。
生活環境はどう変わってきていますか?
10年経過すると、当然ですがマンション住人としての生活にも変化が生じ、生活環境も変わります。
生活環境が変わるということは周りとのかかわり方も変わって来るということです。
個人としての体形・体力・経済基盤・様々な環境が変わり、外部との付き合いすら変わります。
マンションの外観も変わってきているでしょうし、いろんな設備も変わっているかもしれません。
新しい設備が備わり、古くなったものは無くなり、便利さも10年前とは確実に変っていることでしょう。
色々なことを書きましたが、言いたいことは「マンションも居住者個人も歳をとっていく」ということです。
というより、変わっていかざるを得ないわけです。
長くなりましたので、続きは次回で・・・・。
何をどう変えなければならないのか?