個別住宅のデメリット(マンション・集合住宅ではメリットになりえること)とは?
個別住宅に住んでいる場合、子供が成長して家を出て行ったときに残されているのは年老いた夫婦だけ・・・。
それも更に歳が行けば夫婦のうちの片方が亡くなり「一人暮らしになる」可能性大です。
隣近所とのお付き合いが深ければたまには家を訪れて状況の確認をして頂けるけれど、いつもというわけにはいかない。
かなり積極的に関りを持たない限り周囲との関係を築きにくいと思われます。
マンション・集合住宅では共用部分(共用廊下・玄関エントランス・エレベータ等)、自分だけではない場所も多いので周りとの接触機会が多くなります。
好むと好まざるに関わらず、周囲との関係を持たざるを得ません。
また、家(建物)の維持管理(清掃・修理等)を含め、全部自分でしなければならない。
歳をとって体の自由も利かなくなっても、パートナーがいなくってもです。
何か不具合があっても指摘してくれる人はいませんし、営業的に関りたい人だけでしょう。
専門家でない限り余分(不必要)なことまでしなければならなくなることだってあり得ます。
不具合の事件・事故が発生しない限り、もちろん例外はあるでしょうが対応できませんよね。
維持・修理等に必要な資金についても当然ですが自身で全部用意する必要があります。
十分な貯金でもあれば別ですが・・・・、予測を立てて積み立てている人は稀でしょうね。
結構多額の資金が必要です。
逆に言えば、マンションでは管理費・修繕積立金等強制的に積み立てして建物の維持管理費を全体でまかなっています。
個別住宅のメリット(マンション・集合住宅ではデメリットになりえること)は?
周りとの関係は、積極的に自分から接触しない限り一応自分の所で区画されていて遮断されています。
普段の挨拶さえして知らん顔をしていればそれ以上の関係を深くせずにすみます。
逆に言えば煩わしいことは避けやすい環境です。
関係を深めたい場合は積極的に関りをもてばよく、自分の好き嫌いに合わせて関係作りができます。
自分の自由に対処できますよね。
犬だって猫だって爬虫類さえペットとして飼うことも誰に断る必要もありません。
駐車場や各部屋の中も敷地内であれば自分勝手に使って誰にも(家族には必要でしょうが・・)遠慮はいりませんよね。
楽器の演奏やTVの音量とか余程のことが無い限り勝手にできます。
逆に言えば、マンション・集合住宅では規約や共用部分があって好き勝手に自由にできません。
隣近所や上下階との関係を気にかける必要があります。
長くなりましたので続きは次回で・・・。