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マンション管理組合の役員になったら? 1-6-3 積極的な外部専門家の活用を

2022/07/01

積極的な外部専門家の活用を!!

 

前回に続きもう少し補足説明をさせていただきます。

管理組合の役員になった場合、本来の自分の仕事は疎かにはできませんよね?

理事会の運営に携わるとそれなりに時間を使わなくてはいけなくなりそうで、心配ではありませんか?

自分のマンションの事ではありますが、本来の仕事以外に時間を取られるのは・・・・。

このことが積極的に役員になり手が少ない一番の理由のようです。

 

以前にも記載しておりますが、マンション管理組合の運営目的は資産価値の維持と共同の利益を守ることです。

ですが、役員(理事)は管理組合運営のプロではありません。

そこで登場するのが管理会社です。

マンションの管理についてのプロ集団ですから組合員や理事達の良く判らない点や判断に迷ったりすることを手際よく処理してくれます。

細かい事務処理など本業以外に行うことは理事達にとっては大きな負担になります。

自分たちが最も力を入れたい部分や得意な分野については理事会が担い、それ以外の分については管理会社に任せた方が良いでしょう。

とはいえ、何もかもまかせっきりでは管理会社(何といっても営利集団で利益追求が仕事ですから)の思うがままになり、管理組合の思惑や目指す方向とは異なる場合が出てきます。

 

そうならない為には、管理会社と管理組合の間に入り調整してくれるコンサルタントやマンション管理士が必要です。

管理会社の業務内容を理事会と共にチェックし、無駄な出費を抑え、適切な設備管理等客観的な立場からアドバイスを行います。

マンション管理の実務を管理会社に任せ、理事会の窓口として管理組合のサポート役として外部の専門家を利用すべきでしょう。

理事会は上手に管理会社と外部専門家を使いこなしていくこと満足度の高い管理組合の運営につながります。

 

以上のように考えれば、役員になることも左程大変なことではないと思いませんか?

実務は管理会社が引き受けますし、難しい維持管理・設備更新・大規模修繕・コミュニティーの形成等々は外部専門家の意見を活用して理事会としての活動を行っていけばよいのです。

多少は役員になってもいいかなと思えましたでしょうか?

参考にして頂ければ幸いです。

 

 

 

 

 

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