管理員さんのチェックポイントは!?
前回の続きです。
管理員業務について前回記載しましたが、しっかりと業務遂行している管理員さんとやる気あるの?という管理員さんとの違いはどこにあるのでしょうか?
仕事においてはどのような仕事でも言えることだと思いますが、「意欲を持って仕事に取り組んでいるかどうか?」だと思われます。言い方を変えれば「仕事に誇りを持っているか?卑屈になっていないか?」ということです。
ではチェックすべきポイントとして以下のことが挙げられます。
1 全居住者へ公平に接しているか?
当然人間ですから好き嫌いは生じますがその感情を表に出すようでは「サービス業」である管理員としては失格と言わざるを得ないでしょう。
2 話好きであるかどうか?
愛想がよく誰とでも話ができることは悪いことではありませんが、良し悪しがあります。個人のプライベートについて本人以外の人ととの話題にしては問題でしょう。とはいえ一人暮らしの高齢者の話し相手や居住者への相談相手(個別の秘密は厳守)としての話であれば良いのではないでしょうか?
3 カギの取扱に慎重であるかどうか?
マンションの各設備のカギ、現在は簡単にコピーが作れる時代ですのでその取扱には慎重さが求められるのは当然でしょう。加えて居住者のカギを簡単に預かるようであれば問題でしょう。第三者の立ち会いのもとで預かるのはOKですが・・・・。特別な場合、例えば排水管洗浄の実施の場合どうしても都合が悪く立ち会えないなどという場合は預かったほうが良いと思われます。そこを実施しなかったために漏水事故が発生することもあり得るからですね。
4 地域との関係
町内会などの連絡受け継ぎなどに役立つ場合もあり、このような場合は管理員は組合代表にもなりえます。
5 制服をきちんと着用しているか?
基本的な仕事に対する姿勢の現れでしょう。だらしない服装である場合清掃等も比例してしまいます。管理員さんはそのマンションの「顔」でもあるのです。
6 玄関周りの清掃をきちんとしているか?
ここは大変重要なポイントです。清掃具合を見ればその管理員さんの仕事振りが想像できますよね。玄関をきちんと清掃しているということは「居住者・来訪者を気持ちよく迎える」という気配りの現れだと思います。
7 管理組合役員との密な連絡ができているか?
管理員さんの重要な役割として管理会社と管理組合のパイプ役があります。担当者は毎日来ることなどできませんので、管理員さんが会社と組合の連絡・報告事項を密にすることで双方のコミュニケーションのズレを防ぐことが可能になります。
長くなりました。