分譲マンションにおいて管理組合の運営は大変重要な問題
それでは、管理会社に任せずに自主管理を行っている組合はどれくらいあるのでしょうか?当然ですが管理委託をするしないによる良し悪しはありません。どちらを選ぶのかはそこの管理組合の判断だからです。
管理会社に任せることも専門的な知識と経験があって安心!と思うのか、それとも管理会社のマージンを管理費から支払うのがもったいないと思うのか?その他いろいろな理由はあると思いますが、どちらか片方が良いとか悪いとかいうことは出来ません。
上記グラフで示されるように、熊本市における分譲マンションの管理形態の実態はアンケート結果によれば、自主管理が20%、一部委託管理が11%、管理委託が67%、という結果でした。
これからすれば78%の管理組合が一部委託を含め管理委託を行っているようです。
これを多いと思われるか?少ないと思われるか?それぞれの判断にお任せいたします。基本的には自主管理ができるのであればそれが一番良いとは思われます。
何故かと言うと、自らの管理を自分で行うことは基本だと思うからです。
とはいえ、それぞれ自分の仕事を持ちながら管理組合の役員の仕事をこなしていくことは、そうそう簡単ではないでしょう。専門的な知識と経験を持った管理会社に任せることができれば、安心であるという考え方も理解出来ます。
どちらも正しいのでしょうが、それぞれの利点を生かして「より積極的な組合活動への参加」がそこのマンションの資産価値を維持し、なおかつ高めていくのではないでしょうか!?
何もかも人任せでは、いかがなものかと思うのは私だけではないと思います。