役員の選任(選出)方法について
前回は、役員の定数についての問題でしたが、今回は「役員の選任(選出)方法」についてです。
各管理組合様においては役員の選任方法について「管理規約」に規定があるので、皆さんはこの規定についてはご存知のことと思います。選任方法については色々とありますが、多くの場合は「輪番制」とされているようです。
この他の方法としては、1:固定 2:自薦(立候補制) 3:他薦 4:抽選 5:指名 6:輪番制と立候補性の併用 などがあります。
「H29年度 熊本市分譲マンション実態調査報告書」によれば、「輪番制」と答えたところが62%、立候補制が9%、その他が24%という結果でした。
立候補制のところは、役員へのなり手がある(いらっしゃる)ということで、役員として「信頼されている」ということでしょう。輪番制のところは逆になり手が少ないのか?はたまた「責任を負いたくない」という人が多いのか・・・・?
いずれにしても、有無を言わさず輪番で回ってくる、組合員(マンションの区分所有者)として果たさなければならない役割・責任としていずれは「逃れようのない役職」となっています。
当然ですがどちらかが良くて、片方が悪い、というわけではありません。
ただ、立候補していただける方がいらっしゃるなら、その方は積極的にそこのマンションの区分所有者として組合の管理に関わって行こう・皆さんの役に立てれば、という、前向きな考え方をお持ちであろうことが推察されますよね。
できることなら、すべての組合員が同様に「区分所有者みんなのために役に立てれば・・!!」という考えの積極的に関わっていただける人であれば素晴らしいことだと思います。
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