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熊本市にある分譲マンションの実態と今後の課題とは!?

熊本市に於ける分譲マンションの現状とは?

熊本市建築政策課が発表した「平成29年度 熊本市分譲マンション※実態調査 報告書
」によれば、平成29年3月末時点で、棟数 754棟 戸数 34,933戸 となっています。これは県内世帯数の1割以上に達し、居住形態の一つとして定着しているものと言えるでしょう。
※5以上の区分所有建物のうち5区分以上の住宅があるもの、但し法律に於いては「2以上の区分所有者が存する建物で住居の用に供する専有部分があるもの、並びにその敷地及び附属施設」と定義されています。

戸数別でみると、最も多いのが31~40戸で19.4%、次いで21~30戸の18.8%、更に11~20戸の14.9%、そして41~50戸12.3%と続いています。行政区別では中央区がダントツで熊本市全体の62.4%を占め、次いで東区の17.1%、西区の9%。北区が3.4%と言う結果でした。中央区と東区で約80%を占めているわけですね。

築年数別に見てみると、最も多いのが21年~30年のところが315棟(41.8%)、11年~20年のところが102棟(25.7%)、31年~40年119棟(15.8%)、~10年102棟(13.5%)、41年~50年24棟(3.2%)となり、流石に築50年を超える建物はありませんでした。

旧耐震基準のマンション(昭和56年以前に建てられたもの)が90棟(約12%)ありその多くが中央区(67棟)、西区に18棟、と集中しています。東区には3棟、北区・南区は各1棟と言う分布です。

長くなりましたので、続きは次回以降で。

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